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【豊中散歩】マチカネワニに会いに待兼山へ!阪大豊中キャンパスを巡る。

豊中散歩ブログ、「ぷらっと豊中」の記念すべき第1回。

豊中を代表するシンボルのひとつ、「マチカネワニ」に会いに大阪大学豊中キャンパスの「待兼山」を訪ねました。

マチカネワニと言えば、豊中市のキャラクター・「マチカネくん」のルーツ。

まずはご挨拶です。

大阪モノレール「柴原阪大前駅」からスタート。

阪大豊中キャンパスの玄関口となる大阪モノレール「柴原阪大前」駅。

最寄りは大阪モノレール「柴原阪大前駅」阪急宝塚線「石橋阪大前駅」と並び、阪大豊中キャンパスの玄関口です。

駅を出て中央環状線沿いを西へ数分、さっそくお出迎えが。

バラに囲まれて微笑む豊中市のシンボルキャラクター、「マチカネくん」。

バラ模様に囲まれて中央で微笑む「マチカネくん」。

昭和61年(市制施行50周年)に市のシンボルキャラクターとして誕生し、もうすぐ40年の大ベテランです。

阪大豊中キャンパス内は、学生でなくとも散策することができます。

柴原口からキャンパス内へ。

日曜午前のためか人はまばらで、公園のような雰囲気。

平日は学生さんで賑やかですが、休日は静かに歩けます。

キャンパス内を散策。

柴原口から入るキャンパスは特に校門もなく、出入り自由な印象です。

前方を歩いている方も散策に来られたのでしょうか・・・、大学関係者の方かな?

キャンパス内には授業や部活動をなさっている学生さんも多いので、邪魔にならないようにしなければ・・・。

そんなことを考えていると、左に謎の装置が見えてきました。

44インチサイクロトロン主電磁石

宇宙の謎解きにもつながる研究装置

重厚な雰囲気をまとうこの謎の装置。

「44インチサイクロトロン主電磁石」と呼ばれるそうですが・・・、説明を見てみましょう。

ちなみにサイクロトロンは高校物理で習うらしいですが、筆者にはまったく覚えがありません。

サイクロトロンとは、「荷電粒子を加速して原子核を研究するための装置」。

一言でいえば、「宇宙の謎を解くための超高速スリングショット」です。

阪大の研究チームは、この装置を通して宇宙の成り立ちを探っています。

うーん、スケールがでかい・・・!

コッククロフト・ウォールトン型高電圧発生装置

日本初の加速器として歴史にその名を刻む。

そのとなりには、またも見慣れぬ装置が。

「鉄腕アトム」に出てきそうな形ですね!

この「コッククロフト・ウォールトン型高電圧発生装置」は、阪大名誉教授・菊池正士先生が作った日本初の加速器で、日本の原子核研究のスタートを切った重要な装置です。

余談ですがアトムと言えば「手塚治虫」先生も豊中市出身で、かつて大阪大学(医学部)に在学していた経歴があるんですって。

1937年にサイクロトロンが完成するまで、主要研究装置として使われてきました。

また、この装置は阪大だけでなく「理化学研究所」「台湾大学」などでも使われ、昭和初期の日本における原子核研究の草創期を支えてきました。

1937年にサイクロトロンが完成してからは主要研究装置としての役割を譲りましたが、その後もしばらく補助や小規模実験用として継続使用されていたようです。

マチカネワニ発掘の碑

1964年、ここで化石が発見された。

さらに歩いていると、ワニの骨格が描かれたモニュメントを発見!

1964年(昭和39年)の校舎建設中、この地でマチカネワニの化石が発掘されたことを記念したモニュメントです。

「Toyotamaphimeia Machikanensis(トヨタマヒメイア マチカネンシス)」。学名が刻まれています。

学名は「Toyotamaphimeia Machikanensis」(トヨタマヒメイア・マチカネンシス)。

発掘地である「待兼山」と、「古事記」に登場しワニに姿を変えたと言い伝えられる女神、「豊玉姫」にちなんで名付けられました。

発掘の碑の説明。

説明によると、このワニはおよそ40万年もの昔に生息していたのだとか。

この頃の動物は他にもゾウ・シカ・サイ・オオカミ・タヌキなどが生息していたとされ、ともに過ごしていたと考えられています。

浪高庭園でひと休み。

春は桜が咲き誇る静かな憩いの場所。趣があってイイですね。

さらに進むと、池のある庭園を見つけました。

「浪高庭園」と呼ばれるこの庭園は、かつて待兼山に「旧制浪速高等学校」という高校があったことが由来で、旧浪高の同窓会によって造園されました。

春には桜が咲き、学生さんの憩いの場になっています。

待兼山修学館を目指す。

右の建物は「大阪大学会館」。「旧イ号館」とも呼ばれ、旧制浪速高等学校の校舎として建てられました。

それでは今回の散歩の目的地、「大阪大学総合学術博物館(待兼山修学館)」へ向かいます。

旧制浪速高等学校生像

平日は学生さんでごった返すこの道も、日曜日の朝は閑散としています。

その道中に、像らしきものが見えてきました。

学業に情熱を注いだ当時の学生姿。

途中、「旧制浪速高等学校生像」に出会いました。

「友よ我らぞ光よと」と刻印がありますが、これは旧制浪速高校の愛唱歌であった「浪速の友に」の一節です。

バンカラ姿で下駄を鳴らす学生の姿は、当時の熱い学びへの情熱を感じさせます。

弊衣破帽をかぶりコートを肩にかけて下駄で闊歩するその出で立ちはいわゆる「バンカラ」であり、ゴリライモみたいな「番長」を彷彿とさせますが、その実「学業に打ち込むのに、身なりなど気にしてられるか!」という意識の顕れだったとか。

待兼山遊歩道

看板に書かれているとおり、待兼山は「枕草子」や「古今和歌集」にもその名が記載されている由緒ある山です。

さらに進むと、遊歩道がありました。

ここを通れば、修学院にたどり着けそうですね・・・。

では早速、行ってみましょう!

厳重に閉ざされた門。日曜・祝日・年末年始は入れないようです。

って、閉まっとるやないか!

・・・そういえば今日は日曜日でした。

大学の休業日に合わせて封鎖しているようです。

遊歩道を歩くには、平日に訪れる必要があります。

待兼山遊歩道(月曜日訪問)

緑に覆われており、とても涼し気に感じました。

木漏れ日が心地いい遊歩道。

訪れたのは真夏の昼時だったのですが、とても涼しく感じました。

緑のトンネルのような小道を抜けると、映画「となりのトトロ」のワンシーンを思い出します。

石橋門方面へ抜ける出口は、まるで緑のトンネル。

「となりのトトロ」でメイが中トトロと小トトロを追いかけるシーンが頭に浮かびます。

気分よく「さんぽ」を口ずさみながら進もうとしたら、頭が天井に引っかかりました。

大阪大学総合学術博物館(待兼山修学館)

到着!ここにマチカネワニの骨格標本が展示されています。

ついに修学館に到着!

・・・ですが、休館日。

美術館や博物館と言えば休日に開館し月曜日が休館日のイメージですが、ここはあくまで大学の施設ということでしょうか。

大学休業日に合わせて閉館しています。

ここに限らず、出かける前は行き先の営業状況を確認することが大事ですね!

マチカネワニ骨格標本(月曜日訪問)

再現されたマチカネワニの姿。ゾウも描かれています。

館内は人が少なく、ゆっくり見学することができました。

コンピューター黎明期、阪大ゆかりの偉人紹介、遺伝子研究の資料など、内容盛りだくさん!

見学後は、便利な今の暮らしが先人の研究に支えられていることを実感しました。

これまで様々な研究や発明をされてきた先生方には、頭が上がらない思いでいっぱいです。

豊中市のシンボルにして、マチカネくんのルーツ、「マチカネワニ」の骨格標本。

3階に展示された全身骨格と、いよいよご対面!

ついに、豊中市のシンボルでありアイドルでもある「マチカネくん」の原点と出会う瞬間です。

「これから豊中市の散歩ブログを運営します!よろしくお願いします!」

そんなひとことを心の中であいさつしたあと、記念に標本の前で「マチカネくん体操」を踊ろうかとも思いましたが――

さすがに周囲から変な人だと思われそうなので、今回は自粛しました。

まとめ

さて、今回は豊中市シンボルキャラクター「マチカネくん」のルーツ、「マチカネワニ」に会いに行く散歩を記事にしました。

待兼山、そして阪大豊中キャンパスを歩きながら調べてみると、この場所にはまだまだ多くの名所が隠れていることがわかりました。これからも、折を見て散歩に出かけてみたいと思います。

豊中キャンパス内をゆったり散歩するなら、休業日で人が少ない日曜日の午前中がオススメです。

お昼が近づくにつれて通学の学生さんが増えてきますので、静かな時間を楽しみたい方はお早めに。

ただし、日曜日は遊歩道や修学館が閉まっているため、それらを目的に訪れるなら平日が良いでしょう(その代わりキャンパス内は学生でにぎわいます)。

それでも、やはり訪れてほしいのは修学館です。

先人たちの研究によって技術が進歩してきた過程を間近で見ると、我々が便利で豊かな日常を送れていることへの感謝の気持ちが自然と芽生えます。

気のせいかもしれませんが、筆者自身も少し学びへの意欲が高まったように感じました。

マチカネくんが、これからもこのブログを見守ってくれることを願いつつ、今回の記事を締めくくります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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