待兼山を探索する前にGoogleマップで近隣を眺めていると、「北谷の井戸」と呼ばれる史跡があることに気づきました。
せっかくなので立ち寄ってみることに。
北谷の井戸

場所は大阪大学の近く、中央環状線沿い。

建設業者さんの建物の脇に、不思議な空間がぽっかりと広がっています。

そこが「北谷の井戸」と呼ばれる場所でした。
緑に囲まれた空間に、井戸と石仏が静かに佇んでいます。
どこか神秘的な雰囲気です。
井戸と伝説

全体の写真です。
井戸はかなり大きく、厳重に蓋がされていました。

中を覗くと、うっすらと水が残っているのが確認できます。

案内板によると、この井戸には弘法大師(空海)にまつわる伝説が残されていました。
弘法大師がこの地を訪れた際、飲み水に困っていた人々のために湧水が出る場所を示した――そんな話が伝わっているそうです。
井戸を守る存在たち

井戸のそばには、お地蔵様が6体、そして狛犬が3体祀られていました。
もしかすると、弘法大師に代わってこの地を守り続けているのかもしれません。
ほかにもまだある?豊中に残る伝説を探して。
今回北谷の井戸を訪れたことで、「豊中にはまだ他にも伝説が眠っているのでは?」と興味が湧きました。
今後は文献なども調べながら、見つけた伝説をブログで紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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