紅葉シーズンということで、豊中市を代表する自然公園、「服部緑地」を歩いてきました。
広くて使いやすい「第1駐車場」に車を停め、さっそく公園へ。
木々の色づきを眺めながら、ぷらっと散策を始めます。
とよな駐車場、空いててよかったな!



休日だと満車だったりするからね。
日本民家集落博物館


第1駐車場から園内に入ってすぐ目に入るのが、「日本民家集落博物館」です。
館内には日本の伝統的な古民家が復元・展示されており、かつての暮らしや文化を学ぶことができます。
中はまるで「日本昔ばなし」のような風景が広がっていて、ゆったりと心が落ち着く時間を過ごせます。



5月には鯉のぼりやってたな!



五月人形も飾ってあったし、懐かしい気分になったよね。
入口の建物と紅葉がちょうど重なって、とてもきれいでした。
日本家屋と紅葉がよく馴染んでおり、秋の情緒が心にしみるようです。
ちかくの森
博物館前の坂道を下っていくと、「ちかくの森」と呼ばれるエリアへ続きます。
そこでまず目に入るのが、特徴的な丸い建物をぐるりと囲む池。


この池は本来、建物を囲むように水が噴き上がる噴水になっているのですが、今日は残念ながら「故障中」の表示があり、動いていませんでした・・・。



残念やなぁ。



晴れた日には「虹」が見られることもあるんだよね。
初夏に訪れたときは、噴水によって周囲の空気がひんやりとしており、とても涼やかに感じました。
そばには小さな小川が流れ、子どもたちが水遊びをしている姿もあり、心和む風景が広がっていました。
そして、この「ちかくの森」はバーベキュー可能エリアになっています。
この日も何組かのグループが焼肉のいい香りを漂わせながら、バーベキューを楽しんでいました。





ウチらも肉とか持ってきたらよかったな!



また今度、やりに来ようね。
円形花壇
ちかくの森を抜けると視界が開けて、「円形花壇」のエリアに出ました。
ここは広場全体が花壇のように広がっており、まわりにはモニュメントやバラ園、噴水に梅林など、歩いているだけで楽しいスポットが並んでいます。
休日にはイベントが行われることもあるようで、服部緑地の中でも特ににぎやかな場所です。


噴水のまわりには色とりどりの花やポールが飾られており、とても綺麗に整備されていました。
現在行われているイベント「TOYONAKA ART-BRIDGE」の企画としてデザインされており、18時~21時までライトアップされているそうです。
豊中市がこうしたアートを積極的に取り入れつつ、観光にも力を入れている様子が感じられてなんだか嬉しく思いました。



夜の服部緑地ってのも、ええかもなぁ。



ライトアップは来年(2026年)3月までらしいから、それまでに一度行ってみよっか。
そして円形花壇には、一風変わったスポットも点在しています。
その一部を、下にまとめてみました。
長興寺焔硝蔵場跡





高台の裏手で見つけたで!



へぇ~、この辺りに大阪城の火薬庫があったんだって。



え~と、「今は蔵と蔵を仕切る土手の跡が当時の面影をわずかに残しているのみです。」





・・・これか?



さぁ?
龍のような木





見てあの木!
まるで登り龍みたい!



そうか?
ウチには巻きぐ・・・



「スパーン!!」



ビッ!!
梅塚古墳





元々は高さ10メートルあったんやと!



偉い人のお墓だったんだね。
紹介したいスポットはまだまだ数多く残ってますが、また次の機会にしようと思います。
バラ園


バラ園ではところどころに秋バラが咲いており、その一輪一輪がとても力強く見えました。
見ごろのピークは・・・少し過ぎてしまったかもしれません。


秋のバラは、初夏のような華やかさは少ないものの、そのぶん落ち着いた深みがあります。
涼しい空気の中、少し色づいた緑にふわっと咲く花を見ると、不思議と元気が湧いてきます。


白とピンクのグラデーションがめちゃくちゃ美しいバラを見つけました。
このバラには「モナコ公国」の「グレース・ケリー公妃」に贈られたことがきっかけで、「プリンセス・ドゥ・モナコ」という見た目通りの優雅な名前がつけられたそうです。


そして、このトゲ!
「美しいバラにはトゲがある」という言葉をそのまま体現したような姿で、思わず写真を撮ってしまいました。
自分も、以後気を付けていきたいと思います。



何をじゃ。
日時計


円形花壇を離れ、少し歩くとそこには静かに時を告げる日時計が佇んでいました。
この日時計は、自分が生まれるずっと前から変わりゆく季節を見守り続けてきたのでしょうか。


この日時計が設置されたのは1964年。
2025年の今から数えると、実に61年も前のことになります。
当時の服部緑地はどんな風景だったのか、そしてこれから先、どのように姿を変えていくのか。
そんなことを思い浮かべていると、なんだかタイムトラベルをしているような気分になりました。
自分がいつかヨボヨボの老人になっても、この日時計は変わらず、静かにそこにあり続けてほしいものです。



昔は公園内を汽車が走ってたらしいよ。



マジか!!
めっちゃ乗りたかった!!
西中央広場


西中央広場に到着。
かつてこの地で開催された「第1回全国都市緑化フェア」のために整備された広場とのこと。
多くの学生さんや通行人の姿が見られました
服部緑地のシンボル、「フラワータワー」を眺めながらベンチに座って休憩です。
数年前までは相次ぐ閉店により売店が少なくどこか寂しい印象だったのですが、近年はローソンやスターバックスができて、公園の雰囲気もぐっと華やいできました。
加えてレストハウスの改修や温泉施設の建設も着々と進行し、服部緑地は少しずつ新しい姿へと生まれ変わっています。


ベンチの裏では、スズメの集会。
しかし近年、このスズメも巣作りに適した場所の減少や餌不足などにより、数を減らしていると言われています。
生き物たちが安心して暮らせるよう、服部緑地や島熊山のような自然豊かな場所が、これからも変わらず残っていってほしいと強く感じました。
こどものらくえん


西中央広場から山ヶ池へ向かって歩くと、そこには児童遊園が広がっていました。
これにはとよなも大喜びです。



別に喜んでへんわ!
遊具の中でもひときわ存在感を放つのが、このアスレチック風の大型すべり台。
登場からすでに30年以上が経ち、ところどころ錆が見えるものの、今も現役で活躍しています。
見守る親御さんの姿を見ていると、「この方も、昔この滑り台で遊んでいたのかな」と思わず想像してしまいました。
かつてこの遊具で遊んでいた子どもが、いまは自分の子どもを連れてきていると思うと、なんだか感慨深いものがあります。
親から子へ、思い出が受け継がれていく場所なんだなと感じ、思わずしみじみしてしまいました。
山ヶ池


服部緑地にはいくつかの池がありますが、中でもひときわ大きいのが「山ヶ池」です。
水面を覆うように広がるハスは、夏になると美しい花を咲かせ、今では服部緑地の名物のひとつとなっています。
そして先ほどちさとが話していた「汽車」は、かつてこの池のまわりを走っていたもの。
当時はボート遊びを楽しむ人の姿も見られたそうで、今よりずっと賑やかな雰囲気だったのだとか。


池沿いを歩いていると、カモ、アオサギ、そしてヌートリアといった生き物たちに出会えます。
ヌートリアは特定外来種ではありますが、この付近では珍しい野生の哺乳類。
そのまるまるとした体つきや仕草がどこか可愛らしく、つい足を止めて眺めてしまいます。



ヌートリア、探してみたけど今回はいなかったなぁ。



ほかの池にもいるらしいね。


この池をぐるりと一周することで、円形花壇方面に戻ります。
道中では、車いすのご老人を支えるご婦人や、楽しそうに談笑する若い男性グループ、そして勢いよく走り抜けていくランナーの方とすれ違いました。
それぞれの人生がここで交差しているように感じられ、ふと胸が熱くなります。
こんな日常の一場面でさえ感傷的になってしまうのは、きっと秋のせいでしょうか。
そのまま「ちかくの森」を通って駐車場に戻り、今日の散歩は終わりです。
終わりに。


今回歩いたコースは、自分が服部緑地を歩くときの「定番ルート」なのですが、もちろんこの道筋だけでは紹介しきれない魅力的なスポットがまだまだたくさんあります。
ひとつの記事にまとめようとすると、とても書ききれないほどです。
それでも、この公園の持つ豊かさを紹介しないままにしておくのはもったいないと感じています。
今後「服部緑地特集」のようなページを作り、改めて園内の魅力を丁寧にまとめていけたらと思っています。
豊中市が誇る緑あふれる自然公園、「服部緑地」。
その広い園内を少しずつ歩き、まだ見ぬ魅力をひとつずつ見つけていくこと。
そして、その魅力をブログを通して皆さんに丁寧にお届けしていくことが、自分の小さな夢のひとつであります。









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